原発性硬化性胆管炎：ウルソとコレバインの服用タイミング・飲み合わせについて
ウルソとコレバイン、長ーいお付き合い。
胆汁の出を促進するお薬「ウルソデオキシコール酸」と、コレステロールを減らすお薬「コレスチミド」
どちらもかれこれ30年ほどの長いお付き合いです。
子どもの時、原発性硬化性胆管炎と診断され、昔の二日酔いの漢方、熊の胆嚢に似たお薬として、ウルソを飲んでみようとなりずっと服用しております。
当時、皮膚の痒みで眠れない時もあったので、胆汁酸を吸収して体外に出すコレバインを勧められ、飲むと痒みが消えました(わたしの場合。人により異なるそうです）。
コレバインの形状変遷を少し振り返ってみます。
最初処方されたコレバインは、粉で、水に溶かして食前に服用していました。
ご存知の方は懐かしいかも。
水に溶かすと、ドロドロのオレンジジュースみたいな感じで、得意ではなかったです
1日3回当時は服用していて、昼に学校のお弁当前に、コップに溶かしてドロドロのオレンジジュースみたいなのを飲んでる私は、今思えば浮いていたかもしれません笑。同級生は味は分からないので、甘いと思っていたかもですね😀オレンジの香りがするだけで無味でした。
大人になると、このドロドロのオレンジジュースは進化を遂げ、大きな錠剤になりました。
喉に引っ掛かりやすく飲みづらい記憶があります。溶かす手間が省けたのはうれしかったです。1日2回服用にもなりました。
昼間、外出先で、薬を飲むのは若い時はなんとなく人目を気にしていたものです。おばちゃんになったらみんなどっか悪かったりしますんで気にならなくなりました。
その後、直径2ミリほどの、仁丹のような粒々タイプになり、飲みやすく変化を遂げいています。
このコレバイン、ここ10年くらい、主治医の処方が食前から、食後服用へなぜだか変化。主治医の先生はどっちでも構わないとおっしゃいます。
飲み忘れが嫌だったので、わたしは食後服用へ切り替えていました。
薬剤師さんからの情報を得る
2年くらい前に、薬局を変えることになりました。その薬局は薬剤師さんが積極的に、病状や日常生活について聞こうとする雰囲気で、難病のわたしも珍しいのか、いろいろ質問されることが多いものでした。希少病なのに関心を持って下さって感謝ですね。
先日薬局に行った際、薬剤師さんがためらいながら
「あのー今更で本当に申し訳ないんですが、コレバインは食前服用をおすすめします」
「ウルソとコレバインを同時服用すると、それぞれの効果が半減すると言われています」
と教えてくださいました。
半減って。。。わたしには重大なことでかなり驚きました。
気になり、コレバインの販売会社、田辺三菱製薬のサイトにある、コレバインの添付文書を初めて読んでみました。（わたしも今更感です）
そこには、確かに併用注意欄に、ウルソデオキシコール酸との併用について注意書きがあり、薬剤師さんのほぼおっしゃる通りでした。勇気を出して教えて下さってありがとうです。
以下の田辺三菱製薬サイトからチェックしてみてください↓
https://medical.mt-pharma.co.jp/di/product/clb
コレバインをいつ飲むのかタイミングに迷う
ウルソとコレバインを2時間くらいあけて飲んで欲しい、コレバインを食前ではなく食間にしても構わないと薬剤師さんから教えを受け
食後に飲んでいた習慣を変えるのに今はちょっと苦戦しています。
食間はどうしても忘れがちで、外で飲まないといけなくなったりでやりにくい感じがあります。
いろいろ試行錯誤していますが、食前に飲むと決めてしまった方がいいのかが最近の悩み。今度薬局行った時、薬剤師さんに相談してみようと思います。
あれから、薬剤師さんにタイミングが取りにくいと相談してみました。できたら2時間以上あけて飲んで欲しいというのは変わらずで、わたしの場合、食前にコレバイン 。時間が許せば食後ゆっくりしてから忘れないように、ウルソを飲むということにしました。忘れませんように。。。
もしわたしのように、ウルソとコレバインを同時に飲んでいらっしゃる方があれば、気になる方は薬剤師さんや主治医に相談してみてくださいね😁
