春の養生食 -低脂質でおいしい菜の花パスタ レモスコがポイント-
養生法、養生食の本をいろいろ読んでみて
私の好きな調味料、レモスコを使って
春の養生食を作ってみました
まずは、
おすすめの薬膳本からご紹介します
『薬膳の基本』辰巳洋著(緑書房)について
薬膳の本をいろいろみていると、辰巳洋(たつみなみ)さんの著書がよく紹介されています。中国で学ばれたお医者さんが書かれているという点で、安心感を抱いたので、私も初心者として拝読してみることにしました。
この本の良いところは、
- 季節ごとの過ごし方、摂りたい食材が見やすく丁寧に書かれている。
- 症状別の薬膳レシピもある(例えば胃腸疾患など)
- 簡単に取り組めそうなレシピも含まれている
です。レシピにはちょっと手に入りにくい材料のもの(龍眼肉など)がありどんな味なのか気になります。なんとなく本場中国薬膳の香りがしてきて、興味がさらにそそられました。
春の過ごし方を備忘録として以下引用記載します。
春には肝の働きが活発となります。
肝の働きがうまくいかないと、睡眠や精神・情緒の不安定な症状が出やすくなります。
不眠·うつ状態・イライラ・怒りなどの症状がみられます。
陽気が上昇しやすい体質の人 (暑がり-のぼせなど)は、肝が興奮しやすくなります。
肝の働きは、脾の働きを助け消化を促進します。
この働きが強くなりすぎると脾の働きも悪くなります。食欲不振疲れ·無気力などの症状がみられます。
養生
中国の古典「黄帝内経」には、春の養生として「夜更かしをしても良いが、朝は早く起きて庭をゆっくり散歩する。体を締めつけている物があればゆるめ、体を伸びやかにしてすごすように心がける」 と書かれています。 春は自然界のすべてが伸びやかに成長する季節ですので、「天人相応」に体内の気も同じようにすることが必要です。 ゆったり・のんびり・リラックスし、精神的にも抑うつや怒りを控えることが大切です。春の風邪(ふうじゃ)は肝を傷めやすいので、食養生は肝の気を整えるとともに、脾をうことにも注意が必要です。
アドバイス
1.酸味:収れん作用と肝経に入る性質を生かし、肝気の上昇しすぎるのを抑えるのにはお勧めですが、冷えがある人・体質が弱い人は使い方に注意します。
2.辛味:発散・温裏・補陽の作用があり、取りすぎに注意します。
「薬膳の基本」よりまとめ
本書や、お世話になっている漢方の先生からのアドバイスを踏まえ、春にぴったりな低脂質料理をしてみたいと思います。
低脂質でタンパク質豊富 -シラスと菜の花のパスタ-
パスタはどうしても油分が多くなりがちですが、私は麺類が好きで、どうしたら油分を少なくして食べることができるかをよく考えています。
今回は、春にはプリプリの食感になるおいしいシラスをたっぷり使ったパスタをご紹介します。
ちょっと苦味のある、菜の花も肝臓に良さそうです。
材料 |
釜揚げシラス |
菜の花 |
レモスコ、塩、オリーブオイル |
パスタ |
作り方
1.まず、菜の花を切っておき、パスタをゆがく
2.パスタが茹で上がる、1分くらい前にパスタの鍋に菜の花投入
3.パスタが茹で上がったら、温めておいた皿に盛り、たっぷりの釜揚げシラスを乗せる。たっぷりが私の場合ポイントです。
4.レモンの調味料、レモスコをたっぷりかけ、オリーブオイルも少しかける。合えながらいただく。
以上で完成です!
オリーブオイルは後からかけますので、オリーブの香りもよくして良かったです。
鍋一つで完了するのでフライパンを出さなくて良いのが楽。
調味料「レモスコ」で、味のアクセントに
タバスコは好きですが、ちょっと辛みの刺激が気になったので何かマイルドで良い調味料がないかと探していたら、防腐剤もワックスも使っていない瀬戸内レモンを皮ごと使った「レモスコ」なる商品を見つけました。
酸っぱくて、辛くて、しょっぱくて、ちょっとかけたらすっきりとするので私は気に入っています。サラダにもよくかけています。今回のパスタはこのレモスコの味が大きなポイントです。
今回ご紹介したもの
レモスコのメーカー「瀬戸内レモン農園」さん
オフィシャルサイトがデザイン凝って作られています。パッケージも同じ調子でデザインされていて気持ちいいです。
瀬戸内レモンの島、生口島(いくちじま)へもコロナが落ち着いたら旅をしてみたいです。
他の商品ラインナップも、レモンそのものを販売していたりと興味深い。ぜひのぞいてみてください〜
https://setouchi-lemon.jp/about-lemosco/
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