低脂質、低脂肪でも満足できるレトルトカレー 4種類を食べ比べ比較!

9月 24, 2021

お腹の調子がいいとき、好きなカレーが食べたくなってしまいます😋

レトルトカレーは、子どもの時から食べたらゲップして胃もたれする感じがあり、得意ではないのに、たまに食べたくなる存在。もしかしたら、最近のレトルトカレーは進化しているかもしれない!

何軒かスーパーを見て、レトルトカレーコーナーが充実していることに驚きました。ご当地カレーも盛況ですね。

お腹に持病がある私。低脂質カレーを選び、調子のいいとき食べて見て、美味しく感じたものをご紹介します。

明治 まるごと野菜 5種の彩り野菜カレー

卵、小松菜、トマトを添えて

明治のまるごと野菜シリーズ、もう20年以上の歴史のある商品なのだそうです。

メインは野菜スープのシリーズですが、カレーもラインナップされています。

パッケージ表

パッケージのごろっと野菜が入っている様子に心惹かれました。ヤングコーンや茄子、かぼちゃもしっかり入っています。

気になる脂質は。。。

パッケージ裏
成分表示拡大

脂質は一袋あたり3.6gです。辛みもマイルドですが程よくあり、手軽に野菜も取れますのでリピートしている商品。

明治「まるごと野菜」シリーズ公式サイト↓

https://www.meiji.co.jp/foods/soup/marugotoyasai/

20年以上にわたる、まるごと野菜スープの歴史も。スープも今度いただいてみようかと思いました。

天領食品 飛騨 野菜だけのカレー

パッケージ表

もっと脂質の少ないレトルトカレーもありました!

パッケージ裏
成分表示

なんと一袋あたり脂質0.6g!!!

実食してみると、ものすごくマイルドで、やさしい味。ちょっと物足りない感じはしますが、ほんの少し、炒めたベーコンや野菜を足すなどアレンジが効きます。

野外ランチで使ってみました

このカレーを作っている天領食品

気になりサイトをみてみると、1680年創業、元々はお酒を作っていたそうです。

日本酒業界が斜陽になり迎えた危機をチャンスに転換しようと、きのこの製造に乗り出すなど、様々なチャレンジを続けて来られたことが伝わりました。

そういえば、カレーにきのこがしっかり入っています。(現在はきのこは作っておられません)

商品のラインナップも飛騨牛を使ったものや、麹の甘酒など魅力的。

天領食品の歴史↓

http://www.tenryou.net/ten/index.html

ハチ食品「ベジタフル野菜カレー」低脂質で、一日分の緑黄色野菜が摂れる、ヘルシーレトルトカレー

ハチ食品、、、蜂?

あまり聞き慣れない会社です。知人に、カレーの元祖はハチ食品だと教えてもらい興味が沸いて調べて見ました。

低脂質レトルトカレーはないかもなと期待薄で見ていると、なんとあったのです!

しかも1日分の緑黄色野菜が摂れるというたのもしい低脂質レトルトカレー。

近所のスーパーには取り扱いはなかったですが

百貨店のレトルトカレーコーナー(ここがすごい種類が並んでいてびっくりしました😳)に、ハチ食品「ベジタフル野菜カレー」がありました。さすがです。

ハチ食品ベジタフル野菜カレー

いつもの脂質チェック

脂質4.8g

私はお腹の調子にもよりますが、1食5g前後のレトルトカレーなら嬉しいなと選んでいます。

なんとなく、小さじ1杯の脂肪なら消化の負担にならなさそうな感覚があります。個人差はあるので、私の基準です。

パッケージのデザインもいいですね。ヘルシーであたたかい雰囲気です。

お味は、トマトベースの酸味のあるカレーで、辛さはマイルド

野菜の旨味が凝縮している感じで、これまで試した他の2種より味は好みでした。

脂質も低いのですっきりしていいです。

具は、写真ではゴロゴロ入っている感じですが

実際は

にんじんと、カボチャが形が残っていてあとはよく煮込まれている状態。

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ハチ食品は、日本で初めて国産カレー粉を製造・販売した歴史がある会社

知人に、元々薬屋さんだったはずと聞いて、気になり会社の歴史を調べて見ました。

ハチ食品サイトに、国産カレー粉製造・販売の歴史が、分かりやすくまとめられていて感激。

サイトによると、明治38年に、国産カレー粉を製造・販売開始。

やはり元々薬種問屋(薬の材料などを販売する店)を営んでいて、2代目今村弥兵衛が、漢方薬の原料が入った包みから、海外のカレーのような匂いがすると気付き、漢方薬の材料、ウコン・唐辛子などからカレー粉を調合してみることを始めたのがきっかけだそうです。

当時のパッケージデザインも可愛いですし、ハチ食品の名前の由来など丁寧に書かれていますので、下にブランドサイトリンク貼っておきます。

その当時には、すでにカレーというものを知っている人がいたということに驚きました。

そもそもカレーと日本人の歴史はいつから?

カレーと日本人の歴史について知りたくなりさらに深堀してみると、

ハウス食品のサイトにカレーの日本史がまとめられていました。明治編を見てみると、

「西洋料理指南」(1872年明治5年頃)にカレーのことが書いてると知り、国会図書館デジタルで探してみたらありました。下巻の31ページ目付近です。

画像は国会図書館デジタルより

デザインがかっこいい
左ページにカレーとあり
「ジャミ?」と「チャッ子?」が気になる

読んでみると、鶏、海老、鯛、牡蠣、赤蛙!!!などが鍋に投入されています。「チャッ子」ついては、舶来せるものを買ふべし。とあります。それがなんなのかは調べてみましたが今のところ分かりません。

カレーの日本史をみていると、ハチ食品が国産カレー粉を製造・販売した頃にはすでに、婦人雑誌にカレーの作り方が紹介されていて広まっていたようです。

興味のある方は以下のリンク先からご覧ください。

ハウス食品 カレーの日本史(明治)

https://housefoods.jp/data/curryhouse/know/j_history02.html

ハチ食品

https://www.hachi-shokuhin.co.jp/

セブンイレブンのPBレトルトカレー
「国産のじゃがいもと人参、焙煎香辛料の香り ビーフカレー辛口」

セブンイレブンレトルトカレー

セブンイレブンのプライベートブランド。近年健康志向が高まっている印象。
もしかしてレトルトカレーもそうかな?と調べてみると。

ありました。
脂質1食2.9g

レトルトカレーは脂質が10g以上がとても多くて
低脂質なカレーは
なかなか出会えないので、出会うとうれしくなります。

さっそく購入。
お昼ご飯に時間がとれないとき
本当に便利(ただし自分の腹具合がいいときだけ・・・)

野菜は存在感あり

今回は作り置きしていた
かぼちゃと牛の煮物をあわせることにしました。
ちょっと足すだけでごちそう感がでるので
よくそうしています。ゆでささみとか、なんでもいいのです。

食べてみると、辛口とありますが
わたしには甘く、パーキングエリアやイベント会場とかで
食べるようなカレーの味を思い出しました。

これぞレトルトカレーという感じです。
食後の胃もたれは私は感じませんでした。洗い物もさっと汚れが流れます。

作っているメーカーはエスビー食品さんでした。
多くのレトルトカレーを手がけていますね。
ブランドサイトを見てみると、
からだ満足STYLE 完熟トマトとカボチャの緑黄色野菜カレー 中辛
が脂質6.8gでした。
スーパーでみたことがないので
見つけたいものです(アマゾンにはありました!)。

低脂質レトルトカレー4種、比較してみて、私のおすすめ

さて以上、4種のカレーを食べてきました。

一番あっさりしていたのは、やはり一番低脂質だった飛騨の野菜だけのカレーでしょうか。

安心していただけて気分もいいです。

美味しさ、脂質、見た目、総合的にみて、今のところ好きなのは

ハチ食品のベジタフル野菜カレーがおすすめです!

おいしい低脂質なレトルトカレーに出会えたらまたご報告します!

番外編:低脂質なカレールウでカレーを作ってみました。

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