腸にいい食べ物 酪酸菌で腸活! 無印良品の「発酵ぬかどこ」で、ぬか漬けしてみました

9月 24, 2021

無印良品発酵ぬかどこ

たまにのぞいてしまう無印良品。いつもリラックスできる服を見ているのですが、

食品フロアを見ていると、

ぬか漬けキット「発酵ぬかどこ」が目に飛び込んできました。

そういえば、腸内環境と免疫系の記事を読んでいると酪酸菌という乳酸菌のことが書かれていて

その時ざっと調べて、

酪酸菌や乳酸菌は、ぬか漬けに含まれるというのも見たことあったと思い出しました。

糠漬け(ぬか漬け)は、小さな時、母が毎日せっせとかき混ぜておりましたが、世話が大変そうで、旅行から帰ったらダメになっていたりと記憶があり、

面倒くさがりの私には向かないと思い込んでいました。

ところが

この発酵ぬか床。もうぬか床が出来上がっていていきなり始めることができ、しかも毎日かき混ぜなくいい、と書いてあるではありませんか!

(公式サイトには1週間に1度は混ぜるとある)

ぬか床を1から作ることをしたことがなく、その苦労を知らないのですが

それを省けるなら簡単ですね。

これなら残り野菜を放り込むだけ。私でもできるのでは?とチャレンジしてみることにしました。

残り野菜たち
開けたところ
野菜を突っ込む!美味しくなあれ

早速開封、

最初は冷蔵庫にあった大根と、人参を漬けました。

味は、最初かなり塩辛かったです。

人参は漬かるのが時間かかる

その後、数回、きゅうりなども漬けましたが、現在は味が落ち着いてきました。好みもありますが、私は漬けて3日目くらいの酸味がある感じが好きです。

乳酸菌・酪酸菌などが多いような気分にもなるので。

翌日だとサラダ感覚でいただけます。

最初硬かったぬか床が、野菜からの水分で、だんだん緩くなってきたので塩を足したり、無印にある補充用を足すか、乾燥昆布を足してみようか思案中です。

乾燥椎茸を入れる方もあるようですよ。

味に奥行きが出るかもしれません。

大根は水分が多いので、少し干してから漬けてもいいという記事を見かけました。

入れる時と食べるときに混ぜる感じで、毎日混ぜなくていいのが気に入っています。

残った大根とか効率よく消費できるのもいいですね。

食べ始めて1ヶ月くらいなりますが、少しお腹の調子がいいように感じています。

調子が崩れても立ち直るのが早いような。。

個人差があると思いますので、

塩分のことなど気になる方は主治医に相談してみてくださいね😀

アマゾンで無印良品の「発酵ぬかどこ」はありませんが、

類似商品で、みたけ<発酵ぬかどこ>がありましたのでご紹介。

酪酸菌とは

持病の情報収集をしていて

酪酸菌が免疫系と関係しているような記事を見かける時があり気になりつつも

そういえば、酪酸菌のこと

あんまり知らないなと改めて調べてみることにしました。

調べてみて備忘録としてまとめ

  • 酪酸菌が、腸内環境を整えるベースを作っている。
  • 酪酸菌が生み出す、酪酸が、大腸の粘膜上皮の主なエネルギー源となっている。
  • 大腸の粘膜上皮は、水分やミネラルの吸収、バリア機能を担う粘液の分泌に関わる。
  • 運動も酪酸菌にいい。
  • 食物繊維を取ると酪酸菌が増える。

酪酸は、腸内細菌の酪酸菌(酪酸産生菌)が腸に届いた食物繊維を発酵・分解することで作り出される、短鎖脂肪酸の一種。短鎖脂肪酸には、酪酸のほかにも酢酸やプロピオン酸などがあります。

「酪酸大百科」より

腸内細菌が作る短鎖脂肪酸のうち、酢酸やプロピオン酸の一部は大腸で消費されますが、ほとんどが大腸の粘膜から吸収され、血流に乗って全身へ。肝臓や筋肉、腎臓などに運ばれたのち、エネルギー源や脂肪を作るための材料になります。

一方、酪酸はその多くが直接、大腸の粘膜上皮のエネルギー源に。粘膜上皮細胞が必要とするエネルギーの約60~80%は腸内細菌が作る酪酸でまかなわれていると言われています。大腸の粘膜上皮には、水分・ミネラルの吸収や、バリア機能を担う粘液の分泌といった機能があります。大腸が正常に機能するには、酪酸は重要と言えそうです。

「酪酸大百科」より

消化管に慢性的な炎症が起こるクローン病や潰瘍性大腸炎などの全身性の疾患を持つ患者さんでは、腸内における酪酸の産生が低下し、乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌(善玉菌)が健康な人と比べて少ないという報告があります。

酪酸が腸内環境を整えてくれているからこそ、乳酸菌やビフィズス菌は生きていけるとも言えそうです。酪酸は、健康な腸内フローラを維持するためのベースとなっていると言えるでしょう。

そんな酪酸ですが、酪酸を作り出せる腸内細菌は酪酸菌だけ。

「酪酸大百科」より

参考サイト:「酪酸菌大百科」アリナミン製薬株式会社